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皮膚の悩み

皮膚の悩み

皮膚病には急性のものから慢性化したものまで多くの種類があります。いずれの皮膚疾患に関しても、”皮膚組織の局所的な炎症”が直接的な原因であり、その結果として痒み・腫れ・熱・乾燥・浸出液・膿・色素沈着などの症状が現れるのです。したがって皮膚病治療の核心は”炎症を鎮める”ということであり、これは西洋医学でも漢方医学でも共通しています。しかし両者では”炎症”に対する認識やアプローチの仕方が大きく異なります。

西洋医学における標準的な治療はステロイド外用剤です。強力な抗炎症作用によって、皮膚局所の炎症を速やかに鎮めることを目的としています。

急性の湿疹などであればステロイドによって早く良くなるケースが多いですが、治療をやめると再発を繰り返す場合や、そもそもステロイドの効果がない場合もあり、このようなケースに対して漢方薬は非常に有効です。

漢方では皮膚病の原因を外側の要因と内側の要因に分けて考えます。

    • アレルゲンとの接触や空気の乾燥・多湿など外界からの原因
    • 内臓機能の乱れやストレス、生活習慣など内側から生じる原因

慢性化した皮膚疾患の場合、皮膚表面だけの問題ではなく、身体の内側の内因が絡むことで複雑な病態を呈しているケースが多く見られます。

皮膚病の漢方治療では皮膚表面の炎症を鎮める対症療法的な「標治」と根本的な体質改善を目的とした「本治」の両方に配慮する必要があります。標治と本治のどちらに重点を置くかは、皮膚の状態や体質素因などから総合的に判断する必要がありますが、特に「本治」というのは漢方にしかできない強みであり西洋医学には無い視点です。

もし西洋医学的な治療を行っていてもなかなか改善しない皮膚疾患でお困りの方がいれば、漢方薬を試して頂く価値は大いにあるかと思います。

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